ホーム > 日本銀行について > 講演・記者会見・談話 > 講演・記者会見(2010年以前の過去資料) > 講演・挨拶等 2003年 > 「日本銀行旧小樽支店金融資料館」の開設に当っての総裁挨拶要旨(小林理事代読)
「日本銀行旧小樽支店金融資料館」の開設に当っての総裁挨拶要旨
(小林理事代読)
2003年 5月14日
日本銀行
本日、この小樽の地において、私ども日本銀行の広報施設である金融資料館を開設する運びとなりました。
日本銀行は、「物価の安定」と「金融システムの安定」という使命を達成するために、お札の発行を始めとして様々な業務を行っております。こうした日本銀行の活動を一般の方々に広く知っていただくために、私どもでは、かねてより広報活動に力を注いで参りましたが、このような形で「広報のための施設」を開設することは、全国でも初めての試みとなります。
皆様もご承知のとおり、この建物は、昨年9月までの長年の間、私どもの支店として営業を続けて参りました。昔の面影を残すこの建物の魅力を活かしつつ日本銀行から皆様に情報を発信していくこのような施設を持てることは、私としても大きな慶びです
本資料館の運営に当っては、歴史の重みを感じる中にも親しみの持てる雰囲気を心掛けつつ、来館者の方々に日本銀行の生の姿を知っていただけるよう努めて参るつもりです。
皆様に日本銀行の活動を肌で感じる機会を持っていただくよう、1人でも多くの方に訪れていただくことを祈念しつつ、挨拶とさせていただきます。
以上